[おうちでごはん] 栗の渋皮煮
秋を感じる食材の栗。
いろんな食べ方がありますが、時間に余裕がある時は渋皮煮がおすすめです。
かわいらしい形の栗を丸ごと頬張ると、とても贅沢な気持ちになります。
材料
- ・栗(鬼皮付き) … 500g
- ・砂糖 … 鬼皮を剥いた栗の50%の重量
- ※甘さ控えめの分量になります。また、お砂糖の種類によって甘味も変わります。お好みで調整してください。
- ・重曹 … 小さじ1.5
- ・お酒(ブランデーやラム酒) … 大さじ1
- ※お酒が苦手な場合は無し
- ・竹串
- ・あればなお良い … 滑り止め付き軍手、アク取り
1. 鍋にお湯を沸かす
沸いたら弱火にして、温度を保ちます。
2. 栗をお湯に浸す
[1]の鍋に栗(鬼皮付き)を数個ずつ入れていきます。
10分ほど浸した栗から鬼皮を剥いていくので、順次栗を入れるように注意してください。
3. 鬼皮を剥いていく
はじめに栗のお尻に浅く包丁を入れて、慎重に鬼皮を剥きます。(滑り止め軍手があると安心)
渋皮が破れてしまった場合は栗ご飯など、別の形でいただきます。
皮は滑りやすいので、怪我に注意
使いやすい包丁で、ゆっくり剥くのが一番大事です
4.鍋にたっぷりお湯を沸かす
重曹と鬼皮を剥いた栗を入れて10分ほど茹でます。
5.鍋ごとシンクに移す
鍋に細く水を注いでお湯と入れ替えます。
この時、直接水が栗に当たらないよう注意してください。(水流で形が崩れることがあります)
6.綺麗な水に入れ替わったら、再び鍋を火にかける
途中、灰汁が気になったら取り除くようにしてください。
7. 工程[5]と[6]を繰り返す
茹で汁が濁った黒色から、澄んだワイン色になるまで繰り返します。(2〜3回が目安)
最後は、茹で汁を半分だけ捨て、再び細く水を入れて素手で触れる温度まで冷まします。
8.竹串で表面の繊維と汚れを取る
表面の汚れは竹串を寝かせて、優しく擦り取る。溝の太い繊維は竹串を引っ掛けて取り除く
ここで丁寧に作業すると、綺麗な栗の模様が出てきます
9.栗を砂糖で煮る
綺麗な鍋に栗と砂糖(1/2の量)を入れて、ひたひたになるまで静かに水を注いで火にかけます。
煮立ったら、弱火にして砂糖(1/2)を入れて落し蓋をしてください。(クッキングシート、アルミホイルの中央に穴を開けて代用可)
10.煮汁がトロッとするまで煮る
煮汁の表面が沸き立たないような火加減を保ちます。とろみが出たら、火を止めてそのまま冷ましてください。
11. お酒を加えて保存する
完全に冷めた時点で煮汁と栗を清潔な容器に入れて、お酒を加えて保存します。
一晩置くと、甘みが栗に馴染んでより美味しくいただけます。