台湾発の人気店、微熱山丘 SunnyHills のパイナップルケーキ

台湾生まれの定番お菓子、パイナップルケーキ(鳳梨酥)。
日本ではデパ地下などで売っているのを見かけることもありますが、コンビニやスーパーなど日常使いのお店では滅多に出会うことがありません。手作りするのもなかなか難しそうなので、個人的にはもらってうれしいお土産のひとつです。

日本国内で購入できるパイナップルケーキの中でも特におすすめなのが、サニーヒルズ(微熱山丘 SunnyHills)というお店のもの。本場台湾発祥のパイナップルケーキ専門店で、東京・南青山にある店舗は建築家の隈研吾氏が手がけたことでも話題になりました。パイナップルケーキの他にも、りんごケーキやバナナワッフルクッキーなど果物の味を活かしたお菓子を販売しています。


こちらは、5個入のパイナップルケーキ。パッケージは、自然の恵みがたっぷり詰め込まれたお菓子の雰囲気にぴったりな、素朴で温かいデザインです。


自転車と犬と蝶に、手書きの文字。ロゴマークのキャラクターが、ゆるくてかわいいのも好印象です。

パイナップルケーキは、大きすぎず小さすぎないちょうどよい大きさ。中には、パイナップルを煮詰めた餡がぎっしり入っています。優しい甘さとほどよい酸味で、繊維のシャキっとした食感がたまりません。バターと卵、小麦粉にこだわって作られたホロホロのクッキー生地と、トロピカルな風味の餡のバランスも絶妙です。

コーヒーや緑茶との相性もよさそうですが、今回は台湾のお土産で頂いた紅玉紅茶を合わせてみました。他にも烏龍茶やジャスミン茶など、台湾らしいお茶を用意するとよりティータイムを楽しめそうです。

微熱山丘 SunnyHillsのオンラインストアでは、商品購入時に布製の袋をつけることができます。再利用可能なショッパーは、自然の恵みをたっぷり詰め込んだパイナップルケーキを作るサニーヒルズならではのサステナブルなアイディア。小さい縦長のトートバッグは、鞄の中の細々したものをまとめておいたり、ちょっとコンビニで買い物するときに便利そうなサイズ感です。プレゼントや手土産に選ぶ際、個性的なショッパーがあると贈る側も受け取る側も嬉しくなりますね。

まだ食べたことのない方には、ぜひ一度食べてほしいサニーヒルズのパイナップルケーキ。
いつか台湾のお店にも足を運んでみたいと思います。

文・写真:いくみ
美大で建築を学び、リノベーションやインテリアデザイン事務所を経てフリーに。現在は、グラフィックやウェブなどのデザインをメインにお仕事をしています。 ペットは猫の「なめろう」とイモリの「ゆきち」。
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